~レンガを使った花壇を自分たちで作ってみる!~

庭の一角に、手作りの花壇があるだけでぐっと雰囲気が変わりますよね。今回は、「DIYで庭リフォーム」というテーマで、レンガを使った花壇作りの様子をご紹介します。
業者に頼むのもひとつの手ですが、「自分たちでやってみたい!」という方も多いはず。実際にやってみると、思ったより簡単で楽しく、家族や友人との共同作業にもぴったりです。この記事では、初心者でもできるレンガ花壇の作り方と、そのポイントを詳しく解説します。
なぜレンガ花壇?
レンガは、見た目に温かみがあり、ナチュラルな雰囲気を演出してくれる素材です。また、強度もあり、土留めや境界づけにも最適。価格も比較的安価でホームセンターで手軽に入手できるため、DIYにぴったりな素材です。
準備するもの
まずは必要な道具と材料をそろえましょう。
材料
- レンガ(お好みの数・色)
- 砂(基礎用・目地用)
- セメント(必要に応じて)
- 土(植栽用)
- 苗や種(花・ハーブなど)
道具
- スコップ・シャベル
- ゴムハンマー
- 水平器(水平を確認するため)
- バケツまたはプラスチック容器(砂やセメントを混ぜる用)
- 軍手・作業用手袋
- メジャーまたは巻尺
作り方ステップ
① 花壇の位置と大きさを決める
まず、どこに花壇を作るかを決めます。日当たりや水はけを考慮し、植物が育ちやすい場所を選びましょう。
サイズ感は、初心者であれば「横幅1〜1.5m・奥行き30〜50cm程度」がおすすめです。大きすぎると材料費も手間も増えるので、最初はコンパクトに始めるのがポイント。レンガを何段も積むのはプロにませましょう!
地面にスプレーや紐で目印をつけておきます。
② 土を掘って基礎をつくる
目印の内側をスコップで掘り下げます。深さは10〜15cmほど。これはレンガを安定させるための基礎となる部分です。
掘った部分に砂を5cm程度敷き詰め、表面を均します。ここで水平器を使って、なるべく平らになるように調整します。砂を軽く湿らせると、しっかり固まって安定します。
③ レンガを並べる

いよいよレンガを置いていきます。1段で囲う場合も、2〜3段積む場合も、最初の列が肝心です。
1つずつ丁寧に置いて、ゴムハンマーで軽くたたいて高さを揃えます。目地(レンガとレンガの隙間)には砂を入れることで安定します。
段数を増やす場合は、**レンガを交互にずらして積む「馬踏み目地」**にすると、見た目も美しく、強度も上がります。必要に応じて、セメントを使って接着するのもOKですが、小手を扱い目地の押さえなど難しい工程が増えますので無理は禁物です。
大きいレンガを縦に使い高さを出すのも一つの手です。
④ 花壇の中に土を入れる
囲いができたら、中に植栽用の土を入れていきます。植物の種類に合わせて、腐葉土や肥料を混ぜたものを使うと育ちやすくなります。
水はけをよくするため、底に軽石や砂利を敷いてから土を入れると効果的です。
⑤ 植物を植えて完成!

最後に花やハーブなど、お好みの植物を植えれば完成です。季節の草花を選べば、年中楽しめる花壇に。
おすすめは以下のような植物です:
- 春:ビオラ、チューリップ、ネモフィラ
- 夏:マリーゴールド、ラベンダー、バジル
- 秋:パンジー、コスモス、ケイトウ
- 冬:葉ボタン、シクラメン
DIYで気をつけたいポイント
- レンガ選びは慎重に:サイズが均一でないと、積むのが難しくなります。
- 水平チェックを怠らない:歪んだまま積み始めると、全体がガタガタになってしまいます。
- 無理をしない:DIYは楽しくやるのが一番。腰や手を痛めないよう、適度に休憩を入れましょう。
- 水の流れを意識:花壇に水が溜まらないよう、雨水の排水も考えて配置しましょう。
まとめ:自分たちで作るからこそ愛着が湧く
DIYで作るレンガの花壇は、プロのような仕上がりにはならないかもしれません。でも、自分たちで考え、手を動かして作り上げた空間には、何物にも代えがたい愛着が生まれます。
家族で一緒に作れば、思い出にもなりますし、お子さんの自然への興味を育むきっかけにもなります。
「庭をもっと素敵にしたい」「自分たちの手でリフォームしてみたい」という方は、ぜひこの花壇作りから始めてみてはいかがでしょうか。

外構も含めて考えているのであれば業者に依頼しましょう!
群馬県太田市近郊であれば私たち🌷Tidy Garden🌷まで


コメント