～建売住宅における駐車スペース拡張のすすめ～
こんにちは。Tidy gardenのブログへようこそ。
今回は「将来のために駐車場を広げるメリット」についてお話しします。
私は造園や外構工事の仕事をしている一方、実は私自身もごく普通の建売住宅に住んでいます。建売といえば、2台分の駐車スペースが標準的。それが、家族構成やライフステージの変化とともに、だんだんと「足りない」と感じるようになりました。
特に子供が大きくなってからは、駐車場の不足が本格的な問題に…。
そこで、実際に我が家も駐車場を拡張する工事を行いました。今回はその体験も交えながら、なぜ早めの駐車場拡張がオススメなのかを掘り下げてみたいと思います。
1. 多くの建売住宅は「駐車場2台分」が標準
現在、郊外の多くの建売住宅では、駐車場2台分が確保されていることが一般的です。
しかし家族の成長とともに、この2台分では足りなくなることがあります。
- 共働き夫婦で1台ずつ＝すでに2台
- 子供が高校～大学で自動車を使うようになる
- 来客時の駐車スペースがない
こういった理由から、将来的に駐車場3台分、あるいはそれ以上必要になるケースは少なくありません。
2. 子供が車を持つようになると、駐車場不足が一気に深刻化
我が家では二人の子供が高校を卒業し、通学やバイトのために車を持つようになったことがきっかけで、駐車場問題が表面化しました。
朝は出勤ラッシュ、夜は帰宅時間がバラバラ。車の入れ替えが頻繁で、毎日がストレス。
また、路上駐車や近所の月極駐車場の利用も検討しましたが、空きがなかったり、コストがかさんだりと、現実的ではありませんでした。
3. 駐車場を拡張する3つの大きなメリット
① 家族みんなの時間とストレスの軽減
車の入れ替え作業がなくなり、朝の忙しい時間もスムーズ。
精神的にもゆとりができ、家族間の小さなイライラも減ります。
② ライフスタイルの変化に柔軟に対応できる
子供が車を持つようになる以外にも、親の介護や趣味用の車（キャンピングカーやバイク等）が必要になることもあります。
先に拡張しておくことで、急な変化にも対応しやすくなります。
③ 家の資産価値の向上
駐車場が多い＝実用的な住宅と評価されやすく、将来売却する際にも有利です。
「駐車3台可能」というだけで、物件検索で引っかかる確率も上がります。
4. 駐車場を増やすにはどうすればいい？
敷地の余白を見直す
建売住宅でも、庭やアプローチの一部を使えば、駐車スペースを増やせる場合があります。
実際に私の家では、玄関前の花壇スペースと一部の植栽を撤去し、そこを新たな駐車スペースにリフォームしました。
工事内容の一例
- 土間コンクリートの打設
- カーポートの設置（必要に応じて）
おおよその費用感としては、1台分を増設する場合で15〜30万円前後が目安です（内容や地域によって変動あり）。
もちろん、敷地の条件によってはもっと安く済むこともあれば、逆に排水工事などで追加費用が発生することもあります。
5. 駐車場拡張のタイミングは「子供が免許を取る前」が理想
実際に私が工事した時、「もっと早くやっておけばよかった…」と感じました。
駐車場拡張は、実は「必要になる前」にやっておくのが一番スムーズです。
混雑する施工時期（春・秋）を避ければ工事費も抑えられる可能性がありますし、工事期間中の生活への影響も少なくて済みます。
また年々建設資材の単価が上がっている状況なので早めの対応が良いかと思います。
6. 将来設計を見据えた外構リフォームを
家族の成長に合わせて家の中をリフォームするように、外まわりも見直していくことが大切です。
庭を削って駐車場にするのは一見もったいないように思えるかもしれませんが、「実用性」や「生活の快適さ」を優先した選択は、長い目で見れば大きなプラスになります。
まとめ
- 建売住宅は多くが駐車2台分 → 将来的に不足するケースが多い
- 子供が車を持つタイミングで駐車場不足が表面化
- 拡張することで、家族のストレス軽減・資産価値向上・将来設計に対応できる
- できれば免許取得前や進学前に施工を検討するのがベスト
駐車場の拡張は、家族の未来への投資です。
お子さんが大きくなったとき、スムーズな生活環境を整えておくことで、暮らしの質は格段に上がります。
「うちは増設できるのかな？」と気になる方は、お気軽にTidy gardenへご相談ください。
実例や最適なプランをご提案させていただきます。
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